ネオンサイン・アンバー単行本 ページ数 214ページ 作家名 おげれつたなか 床ごと鼓動しているようなクラブで緒方(おがた)は、客のひとり、サヤと出会った。サヤはいつも違う女を連れた、アンバー色の肌をしたギャル男。正直、苦手なタイプだった。ところが、偶然サヤに金を貸し、お礼に手料理の朝食をおごってもらうことになる。真夜中に見る軽薄なサヤとはちがう、ていねいに作られた食事。緒方は加速度的にサヤに惹かれるが――。 「ごめん」というひとことが胸にささる、おげれつたなかの真夜中生まれの恋の物語!