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しがないビルの清掃員は、ある日の真夜中に
忘れ物を取りに来た制服姿の少女と出会った。

一緒に乗り込んだエレベーターが到着するまでの僅かな時間。
屈託の無い笑顔で微笑む少女とのほんの少しの会話を
楽しんでいたその時だった。

ガゴンッ―――!!

突然の大きな音と揺れ。光の消えた薄暗い室内。
外部との連絡が付かない、停止したエレベーター。

蒸し暑い室内の床に、ポタポタと汗が滴り落ちる。
いつまで待っても、動く気配はまったく無かった。

少女の様子が気になり、後ろからチラと覗きこむ。
視界に飛び込んできたのは、少女の豊満な胸の谷間だった。
ムラムラと沸きあがってくる劣情。

「あっ…」

見られていたことに気付いたのか、少女が小さく声を漏らした。

――――ここには、誰もいない。

男は、少女に襲いかかり、彼女を何度も犯し続けるのだった。

二人きりの密室エレベーターの中で。

投稿日
発売日
ページ数
74
投稿者
ゲスト投稿

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