▼第67話/D(ダミー)・クーデター▼第68話/盗まれた欲望▼第69話/東京オメガ会議▼第70話/うろんな客▼第71話/怒り▼第72話/母地獄▼第73話/保険▼第74話/カウント7▼第75話/カウント6▼第76話/カウント5▼第77話/カウント5 II
●おもな登場人物/HAL(=吾妻晴。超人類[オメガ]に進化した、元ひきこもりの青年。他のオメガに対抗すべく自衛隊秘密部隊を掌握。現在「桜印警備保障」代表)、梶秋一(元暴走族リーダーで現ヤンキー国会議員。日本オメガとして晴と共にクーデター計画を発動)
●あらすじ/冬吾によってついに明かされた“祭り”の核心。それは荒戸大輔率いるダミー・クーデター部隊を桜印が鎮圧し、そののちに梶秋一を総理大臣に据える、というものだった。そして、潜伏中の晴が冬吾に渡した書状により、早海には梶政権樹立の根回しを、水華には“日本には存在するのにしない物”を入手するこが託されて…(第67話)。
●本巻の特徴/“祭り”の日時が12月18日に決まった! クーデター成功のため動き出した晴たち日本オメガと、それを阻止せんとするルチアーニ。クーデター妨害の手が広がる中、運命のカウントダウンは進んでいく…!!
●その他の登場人物/桜一郎(晴の仲間。参謀格。経歴不明)、宮ノ木明(「桜印警備隊」訓練生。その正体は公安の潜入官。晴の正体を探ろうとしている)、水華(シュイホア。中国太極者の娘で、中国第2世代のオメガ。体表がウロコに覆われている)、早海勇介(梶の秘書。一度死にかけたが、梶に救われ日本オメガに)、冬吾・F・カブラン(エイトアンドハーフ社CEO。8歳半で成長が止まっている。あらゆるPRの天才にして日本オメガβ)、イブ・L・ホークス(米国大統領夫人。晴にクーデターを勧めたアメリカオメガ)、ルチアーニ(カソリックの枢機卿。イタリアオメガ)、松平貞之助(千堂に代わる新たなルチアーニの“代理人”。ルチアーニの力により、新首相に指名