よくわかる 依存症
- 作家名
- 榎本稔
依存症が増えています。定番のアルコール依存症や、芸能人やスポーツ選手のニュースで記憶に新しい薬物依存症といった「物質」に依存するだけではありません。パチンコや競馬、違法賭博などのギャンブル、ネット通販などの買い物、ケータイ、パソコン、ゲームなど「行為」への依存も増えています、ひきこもり、DVなどは「人間関係」への依存です。依存症は家族を巻き込み、本人ともども破滅への道を進みます。家族の病気、社会の病気と言っても過言ではありません。イラストや図を多用し、依存症の仕組みから、家族が具体的に何をどうずればいいかなど、実用的な側面をやさしく解説します。新大塚榎本クリニック理事長。1935年生まれ。東京医科歯科大学卒業。成増厚生病院副院長、山梨大学保健管理センター助教授、東京工業大学保健管理センター助教授、同センター教授などを経て、1992年、榎本クリニック開院。2006年より現職。医学博士。