声や性格、しゃべり方も全て自分がモデルの会話型人工知能――「DD」。開発したのは、大学生のユルこと万木だ。さらに会話機能を高めるため、AIの育成に精通する紳士・真中にDDを託すことに。「きみの声は素敵でかわいい…好きになっちゃうよ」こっそり育成中の会話を聞くユルだが、真中のDDに甘く語りかける言葉が、まるで自分を口説いているみたいに感じて、うっかりときめいてしまい!?