村を守る宝績(ほうしゃく)の巫女は、
里の人間と関わってはいけない──。
絶対遵守の掟を破り、逢瀬を重ね、
想いを育てていく白夜(びゃくや)と成鷹(なりたか)。
それは、重い運命を共にした、遠い遠い先祖たちの
誰にも断ち切れない恋と友情の物語──。
千隼の祖父から、12の災厄の始まりを
聞かされた育実(いくみ)は、
改めて千隼(ちはや)を守ろうと決意する。
そんな折、地元では春恒例の祭りが開催!!
絆と覚悟を深めた二人に、第三の災厄が降りかかる…!?
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