貧乏優等生の頬をお金で叩いた結果…。
- 作家名
- しまりす亭
「あれ? あいつは……」
落ち込んだ感じで廊下を歩いているクラスメイトの「佳村愛」が目にはいった。
噂で聞いたけど貧乏でも一生懸命勉強している優等生。
塾にも行きたいが金がなく、このままじゃ志望校に行けないんじゃないかって焦ってるらしい。
「ふーん、なるほど」
その体を上から下まで眺めてみるとなかなかエロイ……。
……よし。いってみるか。
「君が愛ちゃんだよね?」
「は、はい……」
「塾に行くお金がなくて困ってるんでしょ~」
「えっ、なんでそれを……っ」
適当に言ってみたけど図星のようだ。慌ててやがる。
それなら……もうひと押しだ。
「それでさ、お金に困ってるんなら、いいバイトあるんだけど、どう?」
「え、そんなバイトがあるんですか……」
「マジマジ。試しにどんな内容かだけでも聞かない?」
「そうですね……お願いします」
「良かったぁ~。放課後に愛ちゃんの家に行くから」
「……はい、わかりました」
「それじゃあ、決まりね。よろしく~」
……これで後は金をチラつかせてヤるだけだな。