賀茂との一騎打ちを繰り広げる瑠璃。ところがレイコの取った行動により、事態は思わぬ展開に。賀茂を振り切った瑠璃は、なんとか九州入りを果たす。
レースで優勝したい瑠璃。一方、レイコと加曾利の賭けにより、瑠璃が優勝すれば加曾利は死ぬことに。加曾利を死なせたくない瑠璃は葛藤する。
レイコはそんな瑠璃を罵倒し始める―走ることは死ぬことじゃないか、そんなこともわからないでアクセルを踏んでたのか、見損なった、あんたなんかが瑠璃色に光るわけがない、と。
レースに勝ちたいという想いと大加曾利を死なせたくないという想い、そしてレイコの想い。波乱のレースが再開する。