▼第1話/日出ずる処のオメガ▼第2話/桜印警備保障▼第3話/記者会見▼第4話/民間警備保障業(PSF)▼第5話/時代の要求▼第6話/北から出ない男▼第7話/冬吾▼第8話/“祭り”の絵▼第9話/梶秋一の政(まつり)▼第10話/俺の出方▼第11話/梶秋一の国道一直線●主な登場人物/HAL(=吾妻晴。超人類[オメガ]に進化した、元ひきこもりの青年。他のオメガに対抗すべく日本クーデター計画を発動。自衛隊秘密部隊を掌握している)、梶秋一(元暴走族リーダーで現ヤンキー国会議員。日本オメガとして晴と共にクーデター計画を発動)●あらすじ/東京某市で外国人集団立てこもり事件が発生した。取り囲んだ警官隊が手をこまぬいたまま26時間が経過したころ、犯人のひとりが人質をマンションから突き落とすという凶行を実行。それでも特別報道番組に出演中の警察庁OBが「無抵抗」を主張していることに業を煮やした晴は、視聴者を装って生放送をジャックし、独自の行動開始を宣言する…(第1話)。●本巻の特徴/海外で先行するオメガの次世代バトルに参加すべく、自衛隊の一部を掌握した晴がついに行動を開始! 彼が設立した民間警備会社「桜印警備保障」による前代未聞の人質救出劇に、日本中が揺れる!!●その他の登場人物/桜一郎(晴の仲間。参謀格。経歴不明)、冬吾・F・カブラン(エイトアンドハーフ社CEO。8歳半で成長が止まっている。あらゆるPRの天才)、水華(シュイホア。中国太極者の娘で、中国第2世代のオメガ。体表がウロコに覆われている)、荒戸源一郎(海上自衛隊の元海将補。その正体は自衛隊秘密部隊の隊長。晴の軍門にくだる)、金木英姫(晴らと行動を共にする、テコンドーの使い手)、なっちん(アイドルグループ「モントリオール娘。」の一員。梶と性交した結果、“光る踊り人形”に変身した)、早見勇介(元・斉藤道夫第1秘書。日本オメガに)、アブドゥル・ハキム(サウダイ共和国の王子にして、中東のオメガ)、イブ・L・ホークス(米国大統領夫人。晴にクーデターを勧めたアメリカオメガ)