とある民家で火災が起きる。それはただの火災ではなく鳥が起こしたものだった。
世界中のあちこちで特定の理由により鳥類が高い知能を持ち始め、万物の霊長たる人類の地位を脅かし始める。そしてついに彼らは人類を追い落として新たなる地球の支配者となった。
鳥類はやがて鳥人となり、人類は彼らの家畜となって次第に姿を消していった。だが高度な文明を築き上げた鳥人たちはかつての人類と同様に迷信や偏見や物欲に囚われ、羽の色や模様で互いを差別しあい、戦争や環境破壊を起こすようになる。そして遂には滅亡への道を歩み出す。
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