豪華執筆陣が描く、新たな「太宰」の世界。
時代を超えて愛され続ける太宰治の傑作短編を、
気鋭の漫画家たちが独自の解釈で【マンガ訳】(コミカライズ)。
波瀾の生涯を駆け抜けた無頼の天才に捧げるオマージュ!
さらに、原作となった小説を「カフェでよくかかっているJ-POPの
ボサノヴァカバーを歌う女の一生」でおなじみの渋谷直角が解説
(渋谷直角「太宰治に高校時代傾倒したけど酔ってただけで
あんまりよくわかってなかった男による解説」)。
原作に忠実に描かれた作品もあり、現代版にアレンジした作品あり、
そして…原作をとどめないくらい大胆に意訳した作品ありの読みごたえある一冊。
太宰治にハマった、ハマっている人も、一度も読んだことがないという人も楽しめます。
そう、太宰治……「かれは、人を喜ばせるのが、何よりも好きであった! 」
(「正義と微笑」より)。