本篇よりも高密度のおもしろさ! 好評「番外篇」シリーズ!
『エマ』に登場してきたサブキャラクターたちを主人公に、
19世紀イギリスの風俗・文化を描き上げていく「番外篇」シリーズ。
第9巻ではエマの新主人メルダース一家のメンバーを中心に、
6つのエピソードを短篇~中篇、読み切り形式で描いていきます。
【収録内容】
「エーリヒとテオ」……メルダースの長男エーリヒと、その飼いリスのテオがピクニックへと出かける話。
「歌の翼に乗せて」……メルダース家当主・ヴィルヘルムとその妻ドロテアの……?
「友情」……読んでのお楽しみです。
「ふたりでお買いもの」……メルダースで働くメイド、ポリーとアルマが買い物に出かけます。
当時、ガラスの普及が始まり、ちょうど買い物が娯楽となった時代でした。
つまり、ウィンドー・ショッピングのお話。
「三人の歌手」……本編第23話、ウィリアムとエレノアが見に行ったオペラの、幕裏での物語。