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大学受験に失敗した主人公望月恋太は、下町の銭湯「花乃湯」に下宿して予備校に通う。この銭湯は若い女主人万代桜子がひとりで切り盛りしていた。高校卒業とともに銭湯を経営していた桜子は、恋愛に対しても奥手で、恋太もまた同様に奥手である。性に対してオープンな常連客のアンや、桜子の妹である華稜院楓子、大学のサークルメンバーの応援、時には妨害によって、ふたりの距離は少しずつ近づいていく。
作者の作風の基本的スタンスでもある、「主人公とヒロインが結ばれるのは物語の終盤になってから」がよく現れており、成人向けとはいえ過激な性描写よりも恋愛の進捗をゆるやかに描いている。
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- 185
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