福岡行きの旅客機が見知らぬ島に墜落した。ほとんどの乗客が命を落とす中、10人だけは生き延びるが、それは旅客機が墜落する直前に「生命の山」に接触し、その破片の力で再び命を得たためであった。島を支配する黒い影(名前は設定されていない)は、その内の2人から石を取り返し、「生命の山」を護る「キキモラ」たちに残りの石を回収するよう命令する。2匹のキキモラは、石を手放した2人の体に入り込んで、元の生活に戻っていった残り8人の生存者の追跡を開始する。8人は自分たちが石の力で命を得ていることに直感的に気づき、ある者は石を守ろうとし、またある者は残された時間の中で生命を全うしようとする。