若松真人は友人達とともに海辺の民宿にバイトに出かける。バイトには真人が憧れを抱く同級生の鹿島みゆきもいたが、ある勘違いをされてフラレてしまう。落胆する真人に友人たちは、海で見かけた美少女を誘うようにそそのかす。いい雰囲気になるふたりだったが、彼女は6年ぶりに海外から日本に来た血の繋がらない妹のみゆきだった。
妹のみゆきとの二人きりの生活が始まる。みゆきはあくまで妹であると、真人は惹かれていく心を制しながら、鹿島みゆきとの関係も続けるというどっちつかずな態度を取り続ける。
ある日、幼馴染でサッカー日本代表の沢田優一が若松家を訪ねてくる。兄のように慕っていた二人だったが、沢田はみゆきを一人の女として見てしまい、結婚を申し込む。沢田の人柄を知っている真人には反対する理由など無い。沢田はみゆきの気持ちを知りながら、次々に話を進めてしまう。そして披露宴が開かれるとその最中、真人はみゆきに思いを告げる。