両親を亡くしながらも篤志家の援助で、ワインの本場フランスの大学の醸造科を卒業した樹カナ。卒業後育った施設で子供達と共に、施設存続の為のワイン造りに励んでいたが、ある日彼女に転機が訪れる。施設への資金援助を行っていた篤志家から、援助打ち切りが弁護士から告げられたのだ。援助を続ける条件として、カナに日本のある店に勤めることが提示される。これを受け、東京のレストラン「エスポワール(L'ESPOIR)」にソムリエ(ソムリエール)見習いとして勤めることになる。
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