武蔵野に住んでいた妖精や妖怪達は人間による開発のために住処を失ってしまった。 彼らはそこに建てられたマンションに皆
住むようになった。 そして人間への復讐のためにある子どもを捜していた。 その子どもを徹底的な悪にし、それを持って復讐と
しようとしていたのだ。 とうとう見つかった家出少年タカシは正体はタヌキの漫画家阿波のアシスタントになった。 だんだん悪いこ
とを覚えていくタカシであったが、マンションに住む花の精ハルに恋心を抱く。 彼女もタカシのことが好きになるが彼が悪くなるこ
とが苦しくてたまらない。 この事はほかの住人達にも共通であり、彼をマンションから出した方が良いという意見が多数を占めた。
しかし、タカシはハルと二人で逃げるために現金輸送車を襲い1億円を手にする。 警察の手が伸びてくるが、狐のオッショさんの
力で人間達の記憶を消す。 一緒にタカシの記憶も消え、彼は家に帰っていくのであった。
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