▼第23話/京都オメガ会議IV▼第24話/京都オメガ会議V▼第25話/京都オメガ会議VI▼第26話/京都オメガ会議VII▼第27話/終結▼第28話/鎌倉行▼第29話/1948年6月──神戸刑務所▼第30話/日本の裏と表▼第31話/千堂の欲望▼第32話/囮(おとり)▼第33話/荒戸大輔
●主な登場人物/HAL(=吾妻晴。超人類[オメガ]に進化した、元ひきこもりの青年。他のオメガに対抗すべく自衛隊秘密部隊を掌握。現在「桜印警備保障」代表)、梶秋一(元暴走族リーダーで現ヤンキー国会議員。日本オメガとして晴と共にクーデター計画を発動)
●あらすじ/京都オメガ会議の席上、梶がルチアーニにより心停止にされ、さらにルチアーニ自身も末期ガンに冒されていた事実が発覚! 梶を元に戻すよう迫るHALに対し、ルチアーニはある勝負を持ちかける。それはロシアンルーレットによる「運試し」で、HALが勝てば梶を生き返らせるが、負ければ“運(=生命エネルギー)”をルチアーニに分け与えねばならないというもので…(第23話)。
●本巻の特徴/“運”を吸い取ることで相手の生命を操るという、恐るべき能力が明らかになったルチアーニ枢機卿! 彼から“死のゲーム”を挑まれたHALの運命は? 混迷するオメガ会議の行方は…!?
●その他の登場人物/桜一郎(晴の仲間。参謀格。経歴不明)、水華(シュイホア。中国太極者の娘で、中国第2世代のオメガ。体表がウロコに覆われている)、早海勇介(梶の秘書。一度死にかけたが、梶に救われ日本オメガに)、千堂(通称・鎌倉の老人。政財界の影の実力者。オメガの秘密を知っている模様)、Will(晴をオメガに進化させた謎の男。人間ではない模様)、冬吾・F・カブラン(エイトアンドハーフ社CEO。8歳半で成長が止まっている。あらゆるPRの天才)、 アブドゥル・ハキム(サウダイ共和国の王子にして、中東のオメガ)、イブ・L・ホークス(米国大統領夫人。晴にクーデターを勧めたアメリカオメガ)、ルチアーニ(カソリックの枢機卿。イタリアオメガ)、リュウチーチェン(中国一の富豪で、水陸両方で生きられるよう進化したオメガ。水華の父親)