弓道少年の立川達矢は、中学校時代の全国大会で出会った不動権三郎先輩に憧れて彼と同じ高校に進学する。しかし、達矢が高校で見たものは、想像を絶するものであった。そして、達矢の権三郎への憧れは、また別の感情へと変わっていくのだった。