夏の甲子園出場をかけた予選・決勝に、とんでもない高校が勝ち上がってきた。
今年創立されたばかりの全員一年生チームの緑山高校。怪物・二階堂を筆頭に、個性豊かというか、チームワーク無視の目立ちたがり屋軍団。試合中も喧嘩してばかりだった。優勝候補の神堂高校と、1対1のまま延長16回の表、3ランを打たれる二階堂だが、最後花岡が暴走的ランニング・ホームランでサヨナラ勝ち。甲子園出場を決めた。
甲子園では、コントロールの定まらない二階堂が、初回4点を取られてしまうが、その後は0封を続ける。
二階堂には、三振記録だけが目標だった。うだる暑さの中、緑山高の反撃は…