富岡ゆうじ、32歳、独身、職業は深夜の警備員。
つい先週、人生に遭難していることに気がついた。
これはどうにかしなきゃいけない。
タダだからって筋トレばかりしてる場合じゃない。
孤独は罪だ。その罪は償う気持ちはある。
だから‥‥、『友達をください!』
と、流れ星にお願いした夜、手元に届いた一通の呪いの手紙。
犯人は誰ですか?
ダメ人間だからって、ムダに己を卑下するな!人知れず存在する事の意味……。凄惨な事件は終わった。友人になれそうな2人は去り、職も失った。それでも、人生初の恋人ができた。新しい出会いもあり、順風満帆にいくと思われたが……。哀しいくらい報われない日々の先に、待っているモノとは!?