時代は1970年代の学園闘争真っ只中の日本。NG大学には異変が起きていた。過激化する学生運動、5人の学生の謎の焼死体、大学の近くではヘビなどの生き物が溢れかえるという事象があった。
一方、年老いた大学教授である一ノ関は、生命の秘密と宇宙の神秘を解き明かすことができずに絶望していた。自らの人生をはかなんだ一ノ関は、大学内で自殺を図るが、そこへ女悪魔メフィストフィレス(メフィスト)が現れる。一ノ関は、生命の本質と宇宙の神秘を解き明かすために、自身を若返らせる契約をメフィストと交わす。契約は、一ノ関が満足するまで、メフィストが彼の召使として快楽の生活に導くという内容であった。……もしそれを満たせば魂を譲り渡す、という条件のもと。