▼第1話/本当のこと▼第2話/契り▼第3話/TEL YOU SWEET▼第4話/今夜 待ってる▼第5話/不幸な人々▼第6話/許さん▼第7話/約束▼第8話/形見▼第9話/桜の下で▼第10話/P.S.一刻館●主な登場人物/五代裕作(一刻館住人で現在保育士目指して就職浪人中。管理人さんを一途に想っている)、音無響子(一刻館の管理人で未亡人。かなりのヤキモチやき)●あらすじ/五代の勤務先のキャバレーにこずえが突然やってきた。こずえの来訪の目的が分からず戸惑う五代だったが、彼女との仲を清算しなければと意を決して話しかけようとする。だがその瞬間「嫌いにならないで」と、こずえが泣き出して…!?(第1話)●本巻の特徴/五代と響子。長い道のりだったが、やっとたがいの気持ちを確認しあう。そして、どうしても超えられなかった「影」と向かい合う…。笑いと涙と感動と…すべてが詰まった完結巻!!●その他の登場人物/四谷(4号室の住人。年齢職業素性一切が謎。壁に穴を開けて、五代の部屋によく来る)、六本木朱美(6号室の住人。スナック『茶々丸』で働くセクシーお姉さん)、一の瀬さん(宴会好きの肝っ玉母さん。存在感の薄い亭主と、小学生の息子・賢太郎がいる)、犬の惣一郎さん(響子さんの最愛の人の名前をもらった一刻館のアイドル。焼き鳥に目がない)、三鷹俊(響子さんが通うテニスクラブのコーチ。財力家柄文句ナシのイケメン。犬が苦手)、二階堂望(2号室の住人。おぼっちゃんな18歳。生意気)、九条明日菜(三鷹の見合い相手。犬好きなお嬢様)、七尾こずえ(バイトで知り合った五代に迫る積極的な女の子)