灰原が目を付けたのは土地買収の世界サービサーの枠を超えて儲け話に躍起
帝国金融・金畑社長の土壇場のうっちゃりで、灰原たちが追いかけてきた孫野手建設の土地は帝国金融のものに。
土地の活用で帝国が手を組んだのが、夜逃げした地上げ屋の肉欲棒太郎だった。大阪に6つの支店を持つデベロッパーとして再起した肉欲の狙いは、
原野商法で手に余る土地を買い上げ、数倍にして転売することだった。
肉欲のビジネスに銭のニオイを嗅ぎ付けた灰原と桑田は、産廃処分を生業とする“山やん"と手を組み、肉欲に負けじと土地買収の世界に乗り出す。
「ナニワ金融」がサービサーの枠を超えた新ビジネスを模索し始めた一方で、肉欲から驚きのカウンターパンチが飛び出すのであった。