大事な対局を前に意識を失い、入院を余儀なくされた紫音。目を覚ました紫音は、反対する母親を押し切り、対局へと出向いて行く。彼女は強くあることで、己の過去と闘っていたのだ。対戦相手は、金を稼ぐ手段として将棋を指してきた斉藤歩! かつて敗北させられた相手に、紫音はどう挑むのか……。それぞれの少女棋士たちの思惑が絡み合う、初めてのトーナメントを制するのは、果たして……!?