モンタージュ 12巻

“昭和からの挑戦状”を現代の少年が解き明かす列島縦断クライムサスペンス
2010年、幼少期に瀕死の老刑事・東海林から「おまえの父親は、三億円事件の犯人だ」と告げられた少年・大和は父親・鉄也の遺品から事件で盗まれた五百円札を発見した。その数日後、彼の育ての親・小田切夫妻が失踪し、さらに大和と夫妻の一人娘・未来も殺人警官・関口に冤罪をかけられ逃走することに。
広島、東京を経て沖縄で“犯人の一人”響子ギブソンに会い、徐々に真相へ近づいていく大和たちが次に向かうのは……。
一方、米兵を父に持つハリーは三億円事件の真実を1つだけ知っていた……。響子の元恋人であり実行犯の一人・望月竜の“その後”について……。
三億円事件直後に起こった悲劇！
事件を解き明かし、現代を襲う闇を打ち倒すため必要不可欠な望月竜について、ハリーの口から語られる……。
そして大和と未来は、“北”へ向かう！！