宇宙世紀0079年、一年戦争後期、オデッサの戦いが間近に迫る中、ジオン軍のベテランパイロット、ランディー・メネンデス准尉は同僚のリンゼイと共に名家の子息であるゴードン・レノックス少尉の指揮下に入るよう命ぜられる。ランディーたちは「コムサイ」にてオデッサへの降下準備中に連邦軍の戦闘ポット「ボール」一個中隊の強襲を受け、降下目標の遥か東方、極東の地「ニホン」に落着してしまう。落着直後、所属不明の旧ザクの強襲を受け、それが連邦軍のものであると認識したランディーたちは「ギムレット小隊」を結成。連邦軍のMS部隊は脱走兵部隊であり、旧世紀に存在した米軍基地跡に残されたとされる核兵器を手に入れ非合法に使用する事と知った。ギムレット小隊は脱走兵部隊が核を使い大量殺戮を行うのを阻止すべく行動を開始する。
激しい戦いの末、先に基地に潜入したゴードンは、核兵器はとっくに搬出された後だったと知る。生き残ったゴードンとリンゼイは脱走兵部隊を追ってきた連邦軍に拘束され、そのまま終戦を迎えた。宇宙港のある街で、宇宙に強制送還されるジオン兵捕虜たちの中にゴードンとリンゼイの姿もあった。
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