内容紹介
▼第1話/貴婦人との旅▼第2話/狩人の季節▼第3話/獲物の季節▼第4話/収穫の季節▼第5話/FIRE&ICE▼第6話/薔薇色の人生▼第7話/RED MOON▼第8話/SILVER MOON●登場人物/平賀=キートン・太一(母は日本人、父は英国人、英国国籍所持。オックスフォード大学出身、胡桃沢大学「考古学」講師兼フリーの保険調査員。元SASサバイバル教官)●あらすじ/たまたま列車で同席した、我がまま放題の老婦人の世話をする羽目になったキートン。秘密警察に追われているという彼女だが、キートンはどうも符に落ちない。キートンは別れ際にお礼として指輪をもらったのだが、その指輪はドイツの名家に代々伝わる幻の品だった……(第1話)。▼元SASのエリートで、ヘロイン密輸の大物だったスパローという男が殺された。犯人の名はジェームス・ウルフ。同じく元SASの曹長で、やはり麻薬取引に絡んでいたらしい。事件解決に乗り出した陸軍のフォックス大佐は「SASの不始末はSASが始末をつける」と、元SASのキートンをアドバイザーに抜てきする(第2話)。●本巻の特徴/2・3・4話と3回にわたり語られる元SAS曹長ジェームス・ウルフに関するエピソードでは、キートンのSAS時代を垣間見ることができる。●主な登場キャラクター/ダニエル・オコンネル(第2話)
出版社からのコメント
考古学者にしてオプ(探偵)。元SAS(英国特殊空挺部隊)のサバイバル教官。さまざまなキャリアを持つ男・平賀=キートン・太一が、世界をまたにかけ、保険調査員として難事件に挑む、知性派サスペンス!!