高校の知識で挑む! 本格的なロボット工学: ロボット用センサ・アクチュエータ からマニピュレータ制御まで
- 作家名
- 木野仁
ロボット工学は機械工学、電気・電子工学、情報工学などの融合分野であり、これを極めるには、高度な知識を必要とする。しかし、その基本は、高校生で学習する数学・物理レベルで十分に理解可能である。本書では、高校レベルの数学・物理を拡張し、ロボット用のセンサやアクチュエータの仕組みなどを説明し、ロボットマニピュレータの制御(コントロール)を学ぶ。【主な内容】・ロボットマニピュレータ・トルクとは・変位・速度・加速度と微分積分の関係・ロボット工学の基礎用語・ロボット用アクチュエータ・ロボット用センサ・PD制御法によるモータの角度制御・自由度と冗長性・ロボットの運動学・関節座標系PD制御・ヤコビ行列を用いた制御なお、本書を読む上では、高校の数学・物理を学習しておくことが望ましい。特に、数学では微分積分、三角関数、行列・ベクトル、物理では速度、加速度や力学、電磁気学である。