「いい人」が損をしない人生術
- 作家名
- 斎藤茂太

ますますギスギスする人間関係、私たちに足りないものはいったい何? 「いい」晩年を迎えるために、いまだから知っておきたい大切なこと。「ありがとう」「すみません」「おはよう」……そんなさりげない挨拶はめっきり減り、互いを拒絶して睨みつけんばかりの殺伐とした風景。無愛想でいることが自己防衛とされる時代に、「いい人」を続けるなんて、まったくもってバカらしい?▼いやいや、そうでもないですよ。やわらかい微笑で接してごらん。気分が悪いはずはない。「以心伝心」などいまはむかし、もっと自分を演じよう。▼人間関係はお芝居、ならば「出のいい」役者でいたい。ちょっとの工夫で心が軽くなるなら、すぐにでも真似したい<モタさん流コミュニケーション>。▼[内容例]おしゃべりは自己防衛/悲しいときも笑ってみる/目の表情を訓練しよう/プライドという曲者を制御せよ/おだては媚薬である/自分の失敗談を話して、相手に安心感を与える/知らぬふりもときに必要/「忙しい」は禁句/二時間ごとに自分を変えていく/悪口はブーメランである/ほろ酔いにまさる酔いはなしetc.