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光の共感覚を持つ筆者が光のスペクトルを用い、『カバラ思想セフィロトの樹』の新しい解読方法、獣の数『666』、タロット理論、隠された小径(カード)について紹介しています。オリジナル体系図には、象徴や大アルカナを記載。タロットカードのリーディングに有効です。『セフィロトの樹』を知ることによって、タロットの理解が一層深まります。本著には、ゲーテの色彩論、西洋占星術、プラトンのイデア論、五行思想などの要素が含まれています。
::: 私たちのまわりには、光があります。神秘の光は美しく、癒しの対象であり、様々なインスピレーションを与えます。神聖な場所には神聖なイメージがあり、壮大な景色をみると感動し、すべてが光に包まれているような気持ちがします。悲しいと明かりがひとつ消えたように暗くなり、部屋も狭くなります。汚い場所では、薄暗く、狭くなり、身動きができなくなり、美しいものを見ると、もっとよく見たいと引きつけられます。美しさに感動し、目が離せなくなるのは、光がキラキラと輝いているからです。怖くて身動きができなくなるのは、闇が迫っているからです。
神秘は誰もが同じように観察できないため、科学的な証明や説明は難しいですが、神秘の光を「光」や「波」と仮定し、光のスペクトルによる「カラーシステム」を用い、『カバラ思想セフィロトの樹』の新しい解読方法を紹介します。:::
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- 166
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