この本は、会社を経営している皆様に、「資金繰りのセンス」を磨いていただくために書きました。
ところが、この本を書き進めるなかで、「資金繰りのセンス」よりもむしろずっと「資金繰らないセンス」のほうが大事なんじゃないか、という気がしてきました。
資金繰りの専門家である私が言うのもなんですが、そのほうがぶっちぎりに儲かると思われるからです。
この本には、いま「資金繰り」に悩んでいる方への処方箋が書いてあります。社会情勢や経済環境の変化、自然災害など、不確実性が増す今日、まさかに備えて会社にお金をつくることが大切なのは言うまでもありません。
またその一方で、これから起業をする人、これから新商品・新サービス・新規事業を仕掛けて打って出ようとしている経営者の皆様に向けて、事業や経営が資金繰りで苦しくならないことはもちろん、これからの時代に儲かるためのヒントが書かれています。
この本が読者の皆様の会社経営にお役に立てれば、この上なく幸せです。(本書、はじめにより)
- 投稿日
- 発売日
- ページ数
- 203
- 投稿者
- ゲスト投稿







