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ついに小説家デビューした、リカと響。
リカの単行本は、デビュー作にして空前の大ヒットを記録する。
一方、響の小説への反響はまだ小さい。
芥川賞を狙う、と響に打ち明けるリカ。
しかし響は、そのリカの小説を「つまらない」と感じてしまう。
リカを親友だと思えばこそ、自分の感想はそのまま伝えたい。
そんな中、芥川賞の候補作が発表される。
それは誰もが予想できないものとなる。
文学がつないだ二人の友情に、
文学が亀裂を入れてゆく。

投稿日
発売日
ページ数
185
投稿者
ゲスト投稿

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