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いまさらですが、一升庵(いっしょうあん)の若女将・おせんさんはお酒が大好き。日本酒、泡盛、焼酎の類(たぐい)、とりわけ好きなのは昼麦酒(ビール)。飲んだ翌日の朝風呂の後に控えるは、なんといっても冷たい麦酒!! しか~し、今日に限ってお店に麦酒が一本たりとも残っていない。なぜなら昨晩、大盤振る舞いで全部飲んじゃったから!! かくして旨(うま)い麦酒を求めて、町を彷徨(さまよ)うおせんと江崎のグリコさん。自分の欲望に忠実に、しかし美学は崩さずに。おせんの希望ははたして叶うのか?

投稿日
発売日
ページ数
239
投稿者
ゲスト投稿

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