可愛くて切なくて、ちょっぴり”死”が身近な
マジカル・スラプスティック・コメディ
学校一のスケベ男として女子から総スカンを食らってる柴木のもとに送られてきた魔法のチケット。
それは、魔女から修業魔に格下げされたるるもの人間界での修行のためのものだった。
るるもの修業(と自分の欲望)のために魔法のチケットをじゃんじゃん使うと宣言した柴木だったが、
実はチケットは彼の寿命そのものだったのである。
るるもが空から落ちてきた日から、柴木耕太のまわりは毎日がお祭り騒ぎ!いつまでもそんな日々が続くと思っていた。しかし、宴の終わりはすぐ側まで来ていた。るるもの地上界での修業には期限があったのだ。目前に迫ったるる もとの別れの日を、繰り返される喧噪の日常の中でただ待つしかない柴木。そして‥‥、誰もが想像しなかったラストシーンへと至る第1部完結巻!!