世界最強の戦闘国家」であることを証明していく「やまと」の出現で、米ソによって作られた世界のパワーバランスは、今や崩壊しつつあった。米大統領ニコラス・J・ベネットは日本政府に対し、日本再占領を通告する。一方、「やまと」はソ連潜水艦の包囲網を突破後、米第3艦隊との戦闘を展開。その戦闘によって、搭載していた通常兵器を全て使い果たした「やまと」は、“核”の驚異と共に深海へ潜航していく。――国同士の対等な会話は、最終兵器を突きつけあう事で成立する――「やまと」は世界に、その真実を見せつけようとしていた。
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