▼第1話/がんばったよね▼第2話/戦うんだね▼第3話/わかってんだろ▼第4話/知ってるか?▼第5話/見たことがないよ▼第6話/計算ちがいだよ▼第7話/おっしゃるとおり▼第8話/雨宮ひかりの応援だよ▼第9話/男だねぇ、橘 英雄▼第10話/人それぞれ ●登場人物/国見比呂(千川高校3年。野球部のエース)、橘英雄(明和第一高校3年。野球部の4番バッター)、雨宮ひかり(明和第一高校3年。比呂、英雄とは中学時代の同級生)、古賀春華(千川高校3年。野球部のマネージャー)●あらすじ/比呂と英雄は夏の甲子園大会の準決勝で戦うことになった。その前夜、春華と激励電報に目を通していた比呂は、かつて出会った人たちのことを次々に思い出す。そして、突然みんなに黙ってどこへともなく外出する。(第1話)▼比呂はひとり河原を訪れる。英雄の恋人・ひかりにう会うためだ。ふたりはとりとめもない言葉を交わしつづけるが、ふと比呂はさりげなく「自分を励ましてくれ」とひかりにお願いするのだった。(第2話)●本巻の特徴/いよいよ宿命のライバル、比呂と英雄が甲子園で対決する。しかもその勝負は、勝った方がひかりをものにできるという別の勝負でもあった。さて、勝つのは比呂か? 英雄か?
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