「桑田さん、大阪の街金を復活させましょう」
灰原の狙いは大阪市長・橋舌との連携だった?
朱美の里帰り出産に元恋人の深丘と偶然再会した灰原。大阪市長・橋舌透のサポーター活動に熱心な彼女は、灰原を講演会に誘う。
グレーゾーン金利の撤廃後、「不振の続く大阪の街金を復活させたい」との思いを強めていた灰原は、衆目のなか橋舌と対峙し
“金融特区構想"の推進を直談判するが……。
帝国金融をはじめとする高利貸しが、近畿財務局の認可を受けた“正規の業者"として大出を振っていたのは過去の話。
構造不況に陥った消費者金融業界の再生策の一つは、本編で灰原が掲げる“政治との連携"である。