ボケたくなければ、これを食べなさい
- 作家名
- 白澤卓二
日本の100歳以上(百寿者)の人口は年々増加し、4万7000人を突破しました。ところが、百寿者の8~9割は寝たきりの状態で、元気な百寿者は1~2割程度しかいないのが現実。大変なことにこれからの時代は、100歳の誕生日を迎えることよりも、元気で100歳を迎えることのほうが重要になっています。そんな世界でもトップクラスの長寿国の日本ですが、食の欧米化が進む一方で、海外の長寿研究者が大いに注目しているのが味噌や納豆、麹、カツオ節、長いも、五穀米といった「日本古来の伝統食」であることはあまり知られていません。本書では「発酵食品の強みは整腸作用――アレルギー症状も改善する」「『ネバネバヌルヌル』の成分が高血糖になるのを防ぐ」「穀物の『機能ユニット』ごと食べると脳が活性化する」など、日本の伝統食に秘められた驚くべき“長寿パワー”を解説。ボケずに、元気で長生きするための秘訣は「食」にこそあるのです。【著者紹介】順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。日本抗加齢医学学会理事。医学博士。1958年神奈川県生まれ。1982年千葉大学医学部を卒業。その後、東京都老人総合研究所分子病理部門研究員、老化ゲノムバイオマーカー研究チームリーダーなどを経て、2007年より現職。専門は、寿命制御遺伝子の分子遺伝子学、アルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究など。テレビ、雑誌、講演、書籍などでの老化防止対策のわかりやすい解説に定評がある。著書に『ミラクル免疫力をつけると、老けない!』(集英社)、ダニエラ・シガ氏との共著『麹&野菜で免疫力アップ手づくりジュース』(角川マガジンズ)、『アルツハイマーの改善&予防に!ココナッツオイルでボケずに健康』(主婦の友社)、『年を取るほど健康になる! ワンダフルエイジング7つの法則』(白澤卓二)、『ボケたくなければココナッツオイル&ミルクを摂りなさい』(監修、白澤卓二)など多数。