理想だけではすまない国際結婚の現実を、コミックでわかりやすく、そして国際結婚経験者のたくさんの体験談で具体的に理解できる1冊です。著者は、アメリカ人男性と結婚し、アメリカ・サンディエゴに移住して、現在2人の子どもを育てる国際結婚経験者。地元で「異文化間・カップルコミュニケーション」や「バイリンガル子育て」などの分野についてコーチングを行っています。家族関係、交友関係、お金のこと、結婚生活でそれぞれが担うべき役割、住む国、宗教観、子どものこと、性生活、移住後の仕事、老後など、具体的な項目について、経験者だからわかる実用的なアドバイスをコミックをまじえて紹介しています。
著者紹介
ふたりの出会いはオキナワでした
第1章 国際結婚は日本人同士の結婚よりむずかしい?
第2章 どうして外国人と結婚するの?
第3章 結婚前に知っておくと役立つ生活のあれこれ
第4章 万が一離婚になったときのこと
第5章 幸せな国際結婚生活を送るために
国際結婚生活準備アドバイザー、My Peaceful Family代表。東京大学文学部ドイツ語ドイツ文学科卒業。モントレー国際大学大学院で行政学修士を取得後、国連勤務やJICAコンサルタントをへて、2002年に結婚のため渡米。国際協力から始まったキャリアの一貫したキーワードは「平和」+「違う国の人同士がわかりあうこと」。自分自身の国際結婚生活で、紆余曲折や苦労を経験し、またアメリカ生活での国際結婚のむずかしさに悩む人がとても多いことを痛感。あとにつづく人の役に立ちたいとの思いからライフコーチの資格を取得。「国際結婚でほんとうの幸せを手に入れたい!」と願うすべての人が、万全の準備でマリッジ・ブルーを解消し、最高の結婚生活を送るために活動中。また、考え方、価値観が違うパートナーと行う共同作業の最難関である子育てについてもアドバイスをつづけている。