《花粉症対策にも役立つ生活空間清浄化技術》
花粉症、インフルエンザ、PM2.5、シックハウス――、現代社会には健康に影響を及ぼす浮遊粒子やウイルスなどが多数ある。こうした「有害物質」の除去に有効な、日本で開発された「光触媒」とは。
紫外線や可視光線を浴びることで触媒作用を発揮し、ウイルスや細菌、化学物質、臭いなどを二酸化炭素と水に分解する物質、それが「光触媒」だ。
50年ほど前に日本で開発された画期的な素材であり技術である「光触媒」の持つ可能性と実用性を解説するとともに、独自の技術で高機能ハイブリッド光触媒「MaSSC」を開発し、それを空気消臭殺菌装置やタイル、壁などの建材に活用して注目を集める株式会社フジコーのビジネス戦略に迫る。