『私が……あなたなんかに恋心を抱くわけないでしょう?』
ナギは俺を変なふうに好きになったりしない 絶対に……
naked ape 王宮ラブロマンス
皇太子から発せられる香りに惑わされて口付けるのは、恋ゆえか? それとも気の迷いなのだろうか?
自分の体の秘密を知った皇太子・アヤトは1ヵ月以内に結婚相手を見つけなければならない。そんなアヤトにユーゴは今のままでは無理だと言い放ち、さらに、ナギの存在はアヤトのプライベートの邪魔だと詰め寄るのだった。ナギはユーゴに、アヤトには今後一切近づくなと宣言し、ユーゴはアヤトの自由を条件にそれを了承してしまう。アヤトの頬にこぼれる涙……。理由は本人にもわからなかった。