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「君の依頼を叶えよう―――――」
「なぜ眼球を抉るんだろうね?」平穏な日々を嘲笑うかのように繭墨あざかは問いかける。
近隣を騒がす【目潰し魔】。
そいつに眼球を狙われていると、チョコレートを囓りながら優美に語る。
まるで危機感のない繭墨を急かし、事務所から避難させようとした矢先、傘を掲げたヤツが現われた。
その紅く濡れた傘が僕の頬を掠めた瞬間、鋭い痛みが眼孔を貫き――僕の視界は血に染まり消失した。
残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第6弾!
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- 325
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